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第50回全国モモ研究大会を開催

小澤博全果連モモ部会長による主催者挨拶
全果連会長賞を受賞された板野薫氏

 全国果樹研究連合会(全果連)は5月15日〜16日、岡山県岡山市にて、岡山県果樹研究会との共催で第50回全国モモ研究大会を開催した。会場の「岡山コンベンションセンター」には、全国のモモ生産者や指導機関の関係者約500名が参加した。
 今回の第50回大会は「『夢あるモモづくり』〜次世代につなぐ産地の心〜」を大会テーマとして事例発表・研究発表・記念講演が行われた。
 事例発表に先立ち、小澤博全果連モモ部会長が主催者挨拶を行い、伊原木隆太岡山県知事、薬師寺眞人全農岡山県本部運営委員会会長から歓迎挨拶を行い、田野井雅彦農林水産省中国四国農政局長、青江伯夫岡山県農業協同組合中央会会長から来賓挨拶をいただいた。
 全果連会長賞は、岡山市北区芳賀の板野薫氏が受賞した。板野氏は、岡山県果樹研究会長、全果連モモ部会長などを歴任、自らの園地を用いた新品種の導入に努め、県内での新品種の普及と定着に大いに貢献するとともに、日当たりの良い整枝・せん定技術を実践し県内の各産地に普及・浸透させた。また、機械化による大規模経営についても範となっている。
 続いて、「『夢あるモモづくり』〜次世代につなぐ産地の心〜」をテーマとして、山梨県JAフルーツ山梨春日居支所市川俊夫果実部長、和歌山県JA紀の里粉河支所営農指導課中島康晴調査役の2氏による事例発表が行われた。
 引き続き、研究発表では「糖度の高いモモ生産のための栽培管理指標について」と題し、岡山県農林水産総合センター農業研究所高野和夫環境研究室長より発表が行なわれた。
 また、記念講演として「『モモに寄せる想い』〜千疋屋総本店創業180年を迎えて〜」を演題に株式会社千疋屋総本店大島有志生取締役常務より講演が行なわれた。
 最後に、研究大会は下記の「大会決議」を全会一致で採択し、閉会した。

 

【 研究大会決議(要旨) 】 
1.環境にやさしいモモづくりに取り組むことにより、消費者に信頼される「安全・安心」なモモ生産を実践する
2.品種構成の適正化、新技術の導入などに積極的に取り組み、高品質なモモ生産を図る
3.産地の個性を生かして夢あるモモ産業の発展のため、生産者と関係機関が一体となった生産基盤強化や担い手の確保・育成に
  取り組むとともに、産地相互の連携を図る
4.「毎日くだもの200グラム運動」の実践と「食農教育」活動に積極的に取り組み、関係者が連携した消費拡大を図る

(日園連業務部落葉果樹課)