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第58回全国りんご研究大会を開催

福士春男全果連会長による主催者挨拶
園地視察の模様

  全国果樹研究連合会(全果連)は7月24日〜25日、青森県青森市にて、(公財)青森県りんご協会との共催で第58回全国りんご研究大会を開催した。会場の「ホテル青森」には、全国のリンゴ生産者や指導機関の関係者約1,200名が参加した。
 今回の第58回大会は「我が産地はこれで次代を拓く」を大会テーマとして記念講演・事例発表・生産者大会が行われた。
 記念講演に先立ち、福士春男全果連会長が主催者挨拶を行い、三村申吾青森県知事、鹿内博青森市長からの歓迎挨拶に続いて、佐々木康雄農林水産省東北農政局長、津島淳衆議院議員、阿部広悦青森県議会議長から来賓挨拶をいただいた。
 全果連会長賞は、青森県平川市の外川博史氏が受賞された。外川氏は、広船わい化研究会初代会長を務める等、青森県のわい化栽培の普及に対し第一線で貢献した。また、整枝剪定指導では、県内の剪定講習会、栽培技術講座等の講師として活躍されている。
 続いて、記念講演として「次の時代を生き抜く農業者魂!」を演題に、佐賀県唐津市の農民作家・山下惣一氏より講演が行われた。
 引き続き、事例発表では「我が産地の今後のビジョン」をテーマとして、群馬県・山田拓氏、長野県・清水裕氏、福島県・渡辺英敏氏、山形県・鈴木義彦氏、岩手県・荒谷直大氏、秋田県・平良木勝彦氏、北海道・林宏明氏、青森県・内山国仁氏の合計8名による事例発表が行われた。
 最後に、研究大会は下記の「大会決議」を全会一致で採択し、閉会した。

【 研究大会決議(要旨) 】
1.国際化に対応するため、産地間相互の連携を強め消費者に支持される高品質生産と作業性や生産効 率が高いりんご園づくりに努め産地の活性化に取り組む。
2.輸入りんごの増加も懸念される中、りんご産地を守るため、火傷病など未侵入病害虫の侵入阻止対策 並びに監視体制の強化・充実を図ること。
3.果樹経営支援対策事業の継続と現場ニーズに合った改善を行い、また所得安定対策の早期実現を行うこと。
4.各試験研究機関は災害に対応出来る栽培技術や品種の研究・開発をすること。
5.自給率向上新たな海外市場開拓で、りんご消費拡大を図ること。
6.国民の健康維持増進と次世代の健全で豊かな食生活のため「毎日くだもの200グラム運動」と「食育」活動を推進すること。

(日園連業務部落葉果樹課)