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全果連第24回全国ビワ研究協議会を開催

 

 全国果樹研究連合会(全果連)は3月23〜24日、香川県高松市にて、第24回全国ビワ研究協議会実行委員会との共催で第24回全国ビワ研究協議会香川県大会を開催した。会場の「サンポートホール高松」には全国のビワ生産者や指導機関の関係者約190名が参集し、「つなげよう!!ビワ産業〜産地、次世代、未来に向けて」を協議会テーマとして事例発表・パネルディスカッションが行われ、翌日には産地視察が行われた。

 事例発表・パネルディスカッションに先立ち、第24回全国ビワ研究協議会実行委員長・多田博文氏が開会宣言、全果連ビワ部会長・峰庄吉氏(※「吉」の漢字は、異体字の「つちよし」)が主催者挨拶を行った。続いて、香川県農政水産部長・桑原仁氏、香川県農業協同組合代表理事理事長・北岡泰志氏から歓迎挨拶、農林水産省中国四国農政局長・郷達也氏(代読:中国四国農政局次長・猪上誠介氏)、香川県議会議長・谷久浩一氏、香川県農業協同組合中央会会長・港義弘氏より来賓祝辞を頂いた。また、全果連会長賞は、長崎県弥生町のM口理氏が受賞した。

 続いて、以下の通り事例発表が行われた。

・「一挙更新剪定(カットバック)によるビワの低樹高化」:長崎県農林技術開発センター果樹・茶研究部門ビワ・落葉果樹研究室・山本将矢氏

・「低樹高で作業が楽に!100L容ポットを用いたビワのパイプハウス低樹高栽培」:千葉県農林総合研究センター暖地園芸研究所特産果樹研究室・中後貴寛氏

・「香川県における『なつたより』の普及に向けた試験研究」:香川県農業試験場府中果樹研究所・秋山晃輝氏

 続いて、日園連技術主管・佐藤義彦氏をコーディネーターに、長崎県農林技術開発センター果樹・茶研究部門ビワ・落葉果樹研究室長・稗圃直史氏をオブザーバーに、大阪中央青果且キ行役員部長・谷嘉弘氏、千葉県・香川県・長崎県の各生産者・担い手・女性生産者の代表者をパネラーとして、産地・次世代・未来の3つをテーマにパネルディスカッションが行われた。

 最後に、以下の「大会決議」を全会一致で採択した。また、5月23日をビワの日と制定し、一般社団法人日本記念日協会へ登録したこと、ビワのキャラクター「ビワードくん」及びビワの日のポスターを作成したことを併せて発表し、閉会した。

  翌日の産地視察では、高松市生島町にてビワの施設栽培・オールバック栽培、高松市亀水町にてビワの低樹高栽培、坂出市府中町の香川県農業試験場府中果樹研究所にてビワの試験栽培をそれぞれ視察し、活発な質疑応答が行われた。

 

【 大会決議(要旨)】

1.産地同士の連携と協調で組織の結束を強め、魅力あるビワ産地づくりをすすめるとともに「後継者の育成」と「担い手確保」を実現しよう

2.関係機関と連携し、気象変動に対応した栽培技術の開発や有望品種の開発普及に努めよう

3.気象災害や病害虫の発生に対応し、安定した生産体制を構築するとともに、収入保険制度の活用など、生産者の経営リスクの回避に努めよう

4.ビワの安全性をアピールし「毎日くだもの200グラム運動」の実践と「食育」活動を積極的に展開するとともに、5月23日をビワの日と設定し、消費拡大に努めよう

 

(日園連業務部生産振興課)